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ツギクル「家族」のカタチは…「自動的になる」ものから、「能動的に創る」ものへ

  • 笹森 愛

    プランナー

電通若者研究部がプロデュースする学生団体の複合プロジェクトβutterflyでは、 毎月の定例会で学生と一緒に未来の価値観を予測するワークショップ「ツギクル」を行っています。 この連載企画では、そこで行われた議論をサマライズして紹介していきます。 今回のテーマは、ツギクル「家族」のカタチです。 まずは私が注目をしたレポートを3つご紹介いたします。 レポートタイトル「家族でも正しい距離感を」「血縁よりも経験」「線引き家族」が表していますように、『家族だって個人対個人である』と言う意識が強くみられ、 以前から見えていた「自分の家族は自分で決めていく」という兆候はますます強まっていくと想定されます。 個人同士でもいい世の中で、‘あえて能動的に家族のような関係性を結びたい’という意思が持てる間柄であることが、 血縁関係の有無よりも尊重されていくのが、ツギクル家族のカタチと言えるのではないでしょうか。