ARTICLE

ツギクル「頑張り方」のかたちは…コスパ良く自分をアゲる“応援先行型”

  • 中島 弥姫

    プロモーションプランナー

βutterflyの活動の一環の、毎月の定例会で学生と行なっているツギクルの議論。
この連載企画では、毎月行っている議論をサマライズして紹介していきます。
第9回目の記事は、ツギクル「頑張り方」のかたちです。

これまでは、“我慢あっての頑張り”が美徳とされ、『頑張りは隠すもの』とされてきました。
そんな風潮もあってか、テスト前実際は勉強を頑張っているのに「全然勉強してない」と強がる、
といった光景がよく見られていました。

しかし、今の若者は『頑張りは見せるもの』と考えているようで、SNS上には「勉強」や「筋トレ」などに関する多くの“頑張り”が投稿されています。




このような現象について、 “小学生の頃からスマホネイティブでSNSは当たり前” “脱ゆとり教育でダンス必修化”などの環境で育ったことで、自己表現への恥じらいが減ったことが影響しているのではないかとワカモンは考えます。

また、「成果を出しても褒められない=コスパが悪い」という若者らしい考え方も背景にありそうです。

「応援を確実にしてもらえる=コスパが良い」と考えているので、Instagramのように比較的コミュニティが閉じていて濃い承認が得られそうな場に、頑張りの投稿が多い。
逆に、Twitterのようにコミュニティが混在するSNSは、頑張りを見せる場としては選ばれにくいのかもしれません。



これからは、「頑張って得られる成果」よりも「頑張る過程に寄せられる応援」が、コスパ良くモチベーションを高めるために重要視されていくのではないでしょうか。