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ツギクル「自己表現」の形は…”自己プロデュース”から”他己プロデュース”へ

  • 村川 慧

    マーケティングプランナー

βutterflyの活動の一環の、毎月の定例会で学生と行なっているツギクルの議論。
この連載企画では、毎月行っている議論をサマライズして紹介していきます。

第5回の記事は、ツギクル「自己表現」の形です。
大学生が集めてきたレポートからは、

意図的に見せようとしているもの≒ダサいという価値観から生じた
「他己型自己表現」



といった事象や、
「あえてしないSNS上の自己表現」



といった事象が集まりました。

レビューサイトやCtoCサービスが当たり前の時代に育った若者には、
「情報は相互発信・相互評価するもの」という価値観が自然と身についており、
「(ともすれば都合のよいように)主体から一方的に発信された情報」は、
真偽の不確かなものとして映ってしまうのかもしれません。

「自己表現」に関する大学生のレポートを読み解くと、
これからは、「自己表現は、もはや自分でプロデュースしないものになっていく」
という潮流が伺えます。

「自己表現」は、もはや「自己」の中では完結しなくなり、
「他者からどう表現(評価)されているのか」を経由して成立するものになっていく
という現象が、今後徐々に台頭してくるかもしれません。