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ツギクル「就職」のかたちは・・・ さよなら、「就社」

  • 持田 小百合

    リサーチャー/プランナー​

βutterflyの活動の一環の、毎月の定例会で学生と行なっているツギクルの議論。この連載企画では、毎月行っている議論をサマライズして紹介していきます。 第3回の記事は、ツギクル「就職」のかたちです。
大学生が集めてきたレポートからは、たとえば「自分にとっての理想の企業や働き方を追い求めたい」「1つの会社に囚われたくない」といった思いや、 ツギクル1 「学校では学ぶことができない、社会人として生きていくために必要な力を身につける」ために、
これからは中高生など若い年齢での社会経験の必要性が増し、企業側もそれに応えるべく変化が求められるのでは、といった意見や、 ツギクル2 新しいことを生み出す原動力として、企業も「より若い世代」の熱意に期待ができ、働きたい意欲を持った若者と企業のWin-Winの関係が築けるのでは、といった意見が挙がりました。 ツギクル3

就活の倫理憲章の破棄、経済界トップによる終身雇用の限界発言、副業解禁。 こうした流れの中で、これまでの就活が、どこに入るかを選ぶ「就社」だとすると、 これからは本当の意味での職に就く「就職」がついに始まるとワカモンは考えます。

自分の経験値を積み、やりたいことで生きていきたい気持ちの高まりを受けて、これからは中高生だろうと「やりたい」と思ったときが就職のタイミング。意欲と熱意、成長のポテンシャルを持った 若い年齢層は、企業にとっても新しい刺激となり、変化の激しいこれからの時代に必要な人材として活躍の場が広がるでしょう。

大学卒業時にはすでに複数社で働いた経験を持ち、そのスキル・肩書を武器に、一社に入社するのではなく複数社で働くというスタイルもあり得るかもしれません。

もっと言ってしまうと、目標設定もないままの大学選びは不毛とされ、大学よりも先に職に就き、職業経験を経てから必要なことを学ぶために大学へ入学する、という流れがいずれ日本でも主流となる日も近いかもしれません。