ARTICLE

ツギクル「子育て」のかたちは…ソーシャルボイスが強い味方

  • 中島 弥姫

    コミュニケーションプランナー

電通若者研究部がプロデュースする学生団体の複合プロジェクトβutterflyでは、毎月の定例会で学生と一緒に未来の価値観を予測するワークショップ「ツギクル」を行なっています。
この連載企画では、そこで行われた議論をサマライズして紹介していきます。

今回のテーマは、ツギクル「子育て」のかたちです。

数年前までの子育てコミュニティは、親とその家族、親戚、近所のママ友など、身近な範囲で完結することがほとんどでした。
しかし、ここ数年間でそのコミュニティに大きな変化が生じています。

InstagramやTwitterなどでは、我が子の成長記録や育児あるあるなどを投稿する “ママアカウント(ママ垢)”や“育児アカウント(育児垢)”が増加。単なる情報交換の場として利用するだけではなく、悩みを共有したり励まし合ったりと、オンライン上にも子育てコミュニティが広がっています。
そして、ママ垢・育児垢によって子育てがコンテンツ化されたことにより、親ではない人にとっても子育てが身近な存在になりました。



このように子育てのコンテンツ化が進んだ結果として、オフライン・オンライン問わず、世の中対して「子育てのホンネ」が伝えやすくなっているとワカモンは考えます。

また、子育てに対する世の中全体の意識も変化しつつあります。
数年前までは「子育ての効率化」を良しとしない風潮がありましたが、最近ではITやテクノロジーを活用した育児効率化グッズが開発されるなど、社会が子育て支援に前向きな姿勢を示しています。



今後もSNSを中心に、様々な形で発信されていくであろう「子育てのホンネ」たち。
世の中に溢れたたくさんのホンネたちが、社会を巻き込み、社会をよりよい方向に導いていってくれる強い味方になっていくのではないでしょうか。