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ツギクル「地元」のかたちは…増え続ける「地元」という名のコミュニティ

  • 湊 康明

    メディアプランナー/データアナリスト

電通若者研究部がプロデュースする学生団体の複合プロジェクトβutterflyでは、毎月の定例会で学生と一緒に未来の価値観を予測するワークショップ「ツギクル」を行なっています。 この連載企画では、そこで行われた議論をサマライズして紹介していきます。

今回のテーマは、ツギクル「地元」のかたちです。

まず、目に見える変化として、コロナ禍でのリモートワーク・リモート授業を背景に、地元の魅力を再発見しようとする動きが加速しています。遠出するより近くで楽しむ工夫が増える事で、知らなかった魅力を探索し始める傾向がみられます。 ここで、気になるのが、「地元」という言葉と、「近所」という言葉が似たような意味でつかわれている点です。つまり、「地元」という言葉の定義づけにも変化がみられているのではないかと、ワカモンは考えます。

いままでは、「地元=故郷=出生地」という印象が強かった一方で、これからは、地元の意味合いが拡張され、「自身の思い入れがある土地 」というような意味合いを持つようになっているのではないでしょうか。 つまり、地元という言葉は、家族でも職場でもない、新しいコミュニティーと捉える事ができると考えます。 そのため、これからは、まるでハッシュタグのように、複数の「地元」を作っていくような価値観に変化していくのではないでしょうか。